中部経済新聞
※以下は内容の要約になります。
白川町で麦飯石活用講演会
国内唯一の麦飯石の産出地である加茂郡白川町で、麦飯石の利用法と効果を紹介する講演会が開かれた。
「自然の力を活かす」と題して、麦飯石のミネラル溶出や不純物を吸着・分解する性質を活かし、いかに自然に優しく質の高い暮らしと、高付加価値農業につなげるかについて紹介した。
「自然の力を活かす」と題して、麦飯石のミネラル溶出や不純物を吸着・分解する性質を活かし、いかに自然に優しく質の高い暮らしと、高付加価値農業につなげるかについて紹介した。
講演会は白川町有機の里づくり協議会主催で、講師は、未来型ナチュラル生活研究家の岩尾明子氏と、高知大学農学部の石川勝美教授が務めた。
重曹などを用いて自然に優しい生活をしている岩尾氏は、麦飯石を「山のミネラル」と紹介。「粉にすると研磨作用を発揮。水をまろやかにおいしくする」などメリットを解説した。
自らの活用法として、「お茶を入れる時に粉末を加えるとまろやかでおいしくなる。麦飯石水は一番使う基礎化粧水。粉末は洗面所に置き、身支度、洗濯、お風呂に使っている。」と紹介した。
石川氏は麦飯石が水に与える性能について詳しく解説した後、実際の実験データを紹介しながら「麦飯石水は、根が負担なく吸収することができる。」と、水耕栽培などへの活用を訴えた。また、自らの麦飯石農法の普及に向けた提言を発表した。