中部経済新聞
※以下は内容の要約になります。
土壌活性剤で新農法
美濃白川麦飯石株式会社は、多孔質でミネラルを豊富に含む麦飯石の関連製品を提案した。
特に麦飯石を粉末状に加工した農業用土壌活性剤「麦飯活土」を使った自然に優しい農法をアピールする。
麦飯石は、白川町黒川地区が国内唯一の産地で、ミネラル溶出や不純物を吸着・分解するため、水質浄化や農業などの分野で応用され、無農薬・有機栽培農家の愛用者が多い。
特に麦飯石を粉末状に加工した農業用土壌活性剤「麦飯活土」を使った自然に優しい農法をアピールする。
麦飯石は、白川町黒川地区が国内唯一の産地で、ミネラル溶出や不純物を吸着・分解するため、水質浄化や農業などの分野で応用され、無農薬・有機栽培農家の愛用者が多い。
麦飯石農法では、高知大学農学部と共同研究に取り組んでいる。
これまでの成果として、水の組織を変え、作物の根に負担をかけずに養分が吸収できる作用をはじめ、ナスでは抗酸化物質の増加、稲作では水田の微生物が多くなり米の品質が向上した。また、トマトでは比重や糖度、ビタミンCなどが良好であったことが確認されている。
こうした結果をもとにして、農家から家庭菜園・ガーデニング愛好家まで幅広く麦飯活土の導入を訴えていく。